■第1回カンファレンスのあと、ネットがざわつく
※この記事は前回の記事の続きになりますので、まずはそちらからお読みください。
その後も順調に販促物の制作を受注し、
順調に入金いただいていたので、私どもは安心して案件に取り組みます。
またカンファレンスの成功もあり、カルダノは2回、3回とセミナーを繰り返して行きました。しかしなぜだかネットがざわつき始めます。「どこかで見たぞ、この手法」とか
「S氏ってどこかで聞いたことがあるぞ」とかです。
■マーケッターを巻き込むネットビジネスの手法
エイダは間も無くして大々的なマーケティングを始めます。
プレセールが始まるからです。プレセールとは上場前に安い価格で購入できること、いわゆるインサイダーです。この権利をマーケターに渡してSNSやブログで拡散し、
売り上げの数%をロイヤリティーとして支払うという作戦に打って出ました。ブランディングとして考えれば真っ当な手段ですが、莫大な資金調達だできるのも確かです。
この手法は、海外の某ICO業者が使ったもので、
資金を集めるだけ集めて、跡形もなく消えてしまったのです。
この手法にそっくりだったため「詐欺だ!」とネットがざわつき始めました。
■S氏とその周りの人物たちの胡散臭さ
S氏もネット上ではかなり汚れた存在でした。
不動産売買で、数千万を抜き取るという違法すれすれなグレーな手法で資産を集めていたという噂もありました。私も対面しているときに、
「昨日のランチはフレンチで2万円もした」とか
「私の職業は旅人なので世界中に行ったけど、日本語しか喋れない」とか
なんとも掴み所ない胡散臭さが漂うコメントばかり。しかも彼は40代前半なので、そんな経済的余裕はどこになるのだと思っていました。
■プレプレセールに誘われて
しばらくするとS氏の一の子分であるK氏から、
「プレプレセールでエイダを買いませんか、1口10万円ですが、1エイダ=0.2円なので50万エイダが手に入りますよ」
とエイダの購入を勧められました。上記の様々な噂もあり、どうしようか本当に迷いましたが、
10万円だけならと、ドブに捨てたつもりで購入を決意。
専用サイトから入金しました。するとしばらくしてK氏から電話があり、
「システム障害のため現金を受け取れませんでしたので返金しました。直接取りに行かせていただいて良いですか?」
と連絡が。超デジタルな仮想通貨を、超アナログな対面で手渡しなんて、、、
ナンセンスすぎて話にならないし、これで詐欺だと確信したために丁重にお断りしました。
■詐欺ではなかったエイダ
結果はみなさんご承知の通り、エイダは詐欺ではありませんでした。
怪しさ満載の中公開すると、なんと最高850倍まで上昇。あの時S氏やK氏を疑わず素直機買っておけば、、、というのは後の祭りです。もしあの時買っていたら、
上場時に5倍なので50万円、そこから850倍なので4億2千500万円!
orz
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