友人の肌が変わった理由を聞いて、再生医療ってそういうことかと腹落ちした話

ヒト幹細胞

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久しぶりに会った友人の顔を見て、「あれ?」って思った。

なんというか、肌の質感が違う。ファンデーションを変えたとかそういう表面的な話じゃなくて、もっと内側から何かが変わってる感じ。聞いたら「ヒト幹細胞の治療受けてきた」って言うから、正直最初はピンとこなかった。幹細胞って言葉自体は知ってたけど、美容クリニックとかで使われてるアレでしょ? くらいの認識だったんだよね。

ところが彼女が説明してくれた内容が、想像してたのと全然違った。ヒト幹細胞を使った再生医療って、単に「効く成分を塗る」みたいな話じゃない。自分の細胞が持ってる「新しく生まれ変わる力」を呼び覚ますっていうか、細胞レベルで働きかけるらしい。幹細胞から出される信号物質が、衰えてた細胞たちに「もう一回がんばろうぜ」って声をかけるイメージ、って聞いて妙に納得してしまった。

そういえば去年の夏、私も肌のことで悩んでた時期があって。毎晩鏡の前で「どうしたらいいんだろう」ってため息ついてたんだけど、結局高い美容液買っても三日坊主で終わるんだよね。冷蔵庫の奥で眠ってる未開封の美容液が今も何本かあるはず…だけど。

再生医療の面白いところは、効果の出方が一時的じゃないってこと。表面を整えるんじゃなくて、細胞そのものの働きを底上げするから、続けていくと肌が本来持ってた回復力みたいなものが戻ってくるらしい。友人は施術を受けてから三ヶ月くらい経ってたんだけど、「最近は朝起きた時の肌の調子が全然違う」って言ってた。夜中に目が覚めて洗面所の鏡を見た時、自分の顔に驚いたって。そんな瞬間があるんだ、って思ったら少し羨ましくなった。

クリニックの名前は確か「リジェネラボ」とかそんな感じだったかな。彼女が通ってるところ。待合室がやたら静かで、BGMも流れてなくて、最初は緊張したって笑ってた。でも担当の先生がすごく丁寧に説明してくれて、「これは魔法じゃなくて、あなたの体が元々持ってる力を引き出すだけですよ」って言われて安心したらしい。

ヒト幹細胞を使った再生医療は、美容だけじゃなくて色々な分野で研究が進んでるって最近知った。膝の痛みとか、傷跡とか、髪の毛のこととか。要するに「細胞の元気がなくなってる部分」に対して、もう一度スイッチを入れ直すような感じなんだと思う。私たちの体って本当はすごい力を持ってるのに、年齢とかストレスとか環境とかで、その力が眠っちゃってるだけなのかもしれない。

友人と別れた帰り道、電車の窓に映る自分の顔をぼんやり見ながら考えてた。再生医療って、未来の話だと思ってたけど、もう普通に選択肢のひとつになってるんだな、って。

まあ、とりあえず冷蔵庫の美容液から片付けるべきかもしれないけど。

組織名:合同会社ニクール / 役職名:代表社員 / 執筆者名:蘭義隆