夜中に見た論文が、私の肌への諦めを変えた話

去年の秋、たまたまクリニックの待合室で手に取った雑誌に「ヒト幹細胞」って言葉が載ってた。
正直、最初は何それって感じだったんだけど、読んでるうちにだんだん引き込まれていって。人間の体って、実は自分で修復する力を持ってるらしいんだよね。幹細胞っていうのは、いろんな細胞に変化できる”万能選手”みたいな存在で、それを使った再生医療が今すごいことになってるって書いてあった。美容とか健康の分野でも注目されてて、特に肌の再生に関しては従来の方法とは全然アプローチが違うらしい。
で、気になって家に帰ってから調べまくったわけ。深夜2時くらいまでスマホとにらめっこしてた。
再生医療って聞くと、なんだか大げさで自分には関係ないって思ってたんだけど、実際はもっと身近になってきてるんだなって実感した。ヒト幹細胞を使った施術やケアって、細胞レベルで働きかけるから、表面だけじゃなくて根本からのアプローチが期待できるんだって。たとえば肌のハリとかツヤとか、年齢とともに失われていくものに対して、細胞そのものの活性化を促すっていう発想。これまでのスキンケアって、どちらかというと”補う”とか”隠す”って感じだったけど、ヒト幹細胞は”呼び覚ます”っていう表現がしっくりくる気がする。
そういえば、前に友達が「リジェネクラブ」っていうサロンに通ってるって言ってたのを思い出した。あのときは「ふーん」くらいにしか聞いてなかったけど、もしかしてそういう系の施術だったのかもしれない。今度ちゃんと聞いてみようかな。
で、ここからが本題なんだけど、ヒト幹細胞の何がすごいかって、やっぱり「自分の力を引き出す」っていうところだと思う。外から何かを足すんじゃなくて、もともと自分の中に眠ってる再生能力にスイッチを入れるイメージ。だから無理がないし、体にとっても自然な流れなんだよね。実際、施術を受けた人の話を聞くと、肌の質感が変わったとか、毛穴が目立たなくなったとか、そういう変化を実感してる人が多いみたい。しかも即効性っていうより、じわじわと内側から変わっていく感じらしい。
朝の光の中で鏡を見たときの、あのちょっとした落胆。ファンデーションを重ねても隠しきれない疲れ。そういうのって、もう仕方ないって諦めてたんだけど…だけど。
私が一番驚いたのは、これって別に特別な人だけのものじゃないってこと。もちろん専門的な知識を持った施設で受ける必要はあるけど、再生医療っていう分野自体が、これからもっと一般的になっていくんだろうなって感じた。研究も進んでるし、安全性についてもきちんと検証されてるものが増えてきてる。
結局、あの夜から私の中で何かが変わったのは確か。諦めてたわけじゃないけど、どこか「こんなもんか」って思ってた部分に、小さな希望みたいなものが灯った感じ。ヒト幹細胞再生医療って、未来の話じゃなくて、もう今ここにある選択肢なんだよね。
まあ、まだ実際に試したわけじゃないんだけどさ。
組織名:合同会社ニクール / 役職名:代表社員 / 執筆者名:蘭義隆