朝のニュースで見た選手の名前、そこから始まった幹細胞の話

ヒト幹細胞

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去年の秋口だったと思う。朝のスポーツニュースで、ある野球選手が肘の治療で復帰したって報道を見た。

その選手、たしか二年くらい戦線離脱してて、もう引退かなって囁かれてたんだよね。でも画面に映った本人は妙に晴れやかな顔してて、インタビューで「再生医療のおかげです」って答えてた。再生医療。その言葉が耳に残った。

幹細胞を使った治療って、昔はSF映画の中の話だと思ってた。でも今、実際にスポーツの現場で使われてる。ヒト幹細胞っていうのは、簡単に言えば体の中で色んな細胞に変身できる”万能選手”みたいな存在。これを損傷した部位に届けることで、組織の修復を促すらしい。

従来の手術だと、患部を切って縫ってっていう物理的な処置が中心だった。リハビリも長いし、選手生命に関わることも多い。だけど幹細胞治療は、体が本来持ってる「治す力」を後押しする感じ。だから回復が早いケースもあるし、何より体への負担が少ないって聞く。

ちなみに私、中学の時にバスケ部で膝やって、半年くらい松葉杖生活してたことがある。あの頃にこんな治療法があったら…って今更ながら思うけど。

実際、海外のサッカー選手やテニスプレイヤーも取り入れてるらしい。日本でも徐々にクリニックが増えてきてて、アスリートだけじゃなくて一般の人も受けられる場所が出てきた。膝の痛み、肩の違和感、慢性的な腱の炎症。そういう「ずっと付き合ってきた痛み」に対して、新しい選択肢になってる。

もちろん万能じゃない。すべての症状に効くわけじゃないし、個人差もある。でも「手術しかない」って諦めてた人たちに、別のルートが見えてきたのは大きい。

夕方、ジムの帰りに整形外科の前を通ると、待合室がいつも混んでる。あの中に何人、痛みを抱えながら「仕方ない」って思ってる人がいるんだろう。幹細胞治療が、その選択肢の一つになればいいなと思う。

で、結局あの野球選手、今シーズンもちゃんと試合に出てる。投げる姿を見るたび、医療って進化してるんだなって実感する。まあ私の膝はもう手遅れだけど。

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組織名:合同会社ニクール / 役職名:代表社員 / 執筆者名:蘭義隆