正直、ヒト幹細胞って高いんでしょ?って聞かれたときの話

ヒト幹細胞

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友人が突然LINEで「ヒト幹細胞ってやつ、どうなの?」って送ってきた。

美容クリニックの待合室で雑誌をめくっていたら、ヒト幹細胞を使った施術の広告が目に飛び込んできたらしい。で、私が以前そういう話に詳しいみたいなことを言ったのを覚えていたんだと思う。実際は詳しいというより、興味本位で調べまくった時期があっただけなんだけど。

彼女が一番気にしていたのは、やっぱり費用だった。美容系の施術って、効果が高そうなものほど値段の桁が違ってくるイメージがあるじゃない?ヒト幹細胞なんて名前からして、なんとなく「庶民には手が届かない世界」みたいな響きがある。実際、クリニックによっては一回の施術で数十万円するところもあるし、継続的に通うとなると、軽く車一台分くらいの金額になることもある。ただ、最近は美容液とかスキンケア製品にヒト幹細胞培養液が配合されているものも増えてきていて、そっちなら数千円から試せるものもあるんだよね。

私が初めてヒト幹細胞のことを知ったのは、確か去年の秋口だったと思う。インスタで見かけた美容アカウントが「肌が生まれ変わる」みたいな投稿をしていて、なんとなく気になって調べ始めた。そうしたら出てくる出てくる、再生医療がどうとか、細胞レベルでのアプローチがどうとか。最初は正直、胡散臭いなって思ったんだけど、論文とかクリニックの症例写真とか見ていくうちに、これってちゃんとした医療技術なんだって理解できた。

ちなみに私、一時期「ミラノセル」っていうブランドの美容液を使っていたことがある。ヒト幹細胞培養液配合って書いてあって、値段もそこそこだったから試してみたんだけど、使い心地は悪くなかった。劇的に何かが変わったかって言われると微妙だけど…まあ、化粧品ってそういうものかもしれない。

で、再生医療としてのヒト幹細胞治療の話に戻るんだけど、これがまた面白くて。自分の細胞を培養して戻すっていう方法もあれば、他人由来の幹細胞を使う方法もある。美容目的だと、肌の若返りとか、薄毛治療とか、関節の痛みを和らげるとか、用途は本当に幅広い。夜中の二時くらいまでクリニックのサイトを見比べていたら、施術内容も価格もバラバラで、どこを基準に選べばいいのか分からなくなってきた。

費用の内訳を見ると、初診料、検査代、培養費用、施術費用って感じで積み重なっていく。保険が効かないから全額自己負担になるし、一回で終わるものじゃないケースも多い。だから「ちょっと試しに」っていう気軽さでは手を出しにくいのが現実。でも逆に言えば、本気で悩んでいる人にとっては、他の方法で効果が出なかったときの選択肢として価値があるのかもしれない。

結局、友人には「興味があるなら、まずカウンセリングだけ受けてみたら?」って返した。費用感とか、自分に合うかどうかって、実際に話を聞いてみないと分からない部分が大きいから。

正直なところ、私自身もまだ踏み切れていない。もう少し様子を見てから、かな。

組織名:合同会社ニクール / 役職名:代表社員 / 執筆者名:蘭義隆