友人の肌が変わった日から、私が調べ始めたこと

去年の秋口、久しぶりに会った友人の顔を見て「あれ?」って思った。
何が違うのか最初は分からなかった。髪型も変わってないし、メイクもいつも通り。でも確実に何かが違う。肌のハリというか、透明感というか。聞いたら「ヒト幹細胞の美容液使ってる」って。正直その時は「ああ、また新しい美容成分ね」くらいにしか思わなかったんだけど。
ヒト幹細胞って名前だけ聞くと、なんだか医療っぽくて難しそうに感じる。私も最初そうだった。でも調べてみると、これがけっこう面白くて。要は人間の細胞が持ってる「再生する力」に注目した技術なんだよね。幹細胞から分泌される成分が、肌の細胞に働きかけて活性化させる。老化で弱った細胞が元気を取り戻すイメージ、とでも言えばいいのか。
実は私、20代の頃に高級クリームを一度だけ奮発したことがある。雑誌で「これさえあれば」って書いてあったやつ。結果? 三日坊主で終わった。高いから使うのがもったいなくて、結局引き出しの奥で固まってた。あの時の自分に教えてあげたいよ、続けなきゃ意味ないって…。
ヒト幹細胞を使った再生医療の話になると、美容だけじゃなくて医療分野でも注目されてる。膝の軟骨とか、傷ついた組織の修復とか。つまり「細胞レベルで働きかける」っていうのが、従来の対症療法とは違うところなんだと思う。表面だけじゃなくて、根本から。
朝の洗面所で鏡を見る時間が、最近少し変わった気がする。
以前は「ああ、また小じわ増えた」とか「毛穴目立つな」とか、マイナス探しばっかりしてた。でもヒト幹細胞のことを知ってから、肌って諦めるものじゃないんだなって思えるようになった。細胞は生きてるし、働きかけ次第で応えてくれる。その可能性を信じられるかどうか、みたいな話なのかもしれない。実際、友人の肌を見てると説得力があるんだよね。
再生医療って言葉の響きは大げさだけど、要は「自分の細胞の力を引き出す」ってこと。外から何かを足すんじゃなくて、内側から働きかける。このアプローチが、今までの美容や医療と決定的に違うところだと思う。
夜中に検索魔になって、論文みたいなサイトまで読み漁った時期があった。難しい用語ばっかりで頭痛くなったけど、分かったのは「科学的根拠がちゃんとある」ってこと。なんとなく良さそう、じゃなくて。
結局のところ、私たちの体って思ってる以上に賢いのかもしれない。ただ年齢とともにその力が弱まってくるだけで。ヒト幹細胞の技術は、その眠ってる力を呼び覚ますスイッチみたいなものなんじゃないかな。
友人に「で、結局どうなの?」って最近また聞いた。彼女は笑って「戻れないよね、もう」って。
その言葉の重みが、たぶん全てを物語ってる気がする。
組織名:合同会社ニクール / 役職名:代表社員 / 執筆者名:蘭義隆