友人の肌を見て、私が再生医療のクリニックに電話した理由

ヒト幹細胞

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去年の秋、久しぶりに会った友人の顔を見て、思わず二度見した。

彼女は38歳で私より2つ上なんだけど、なんというか肌の質感が明らかに変わっていて。毛穴が目立たなくなっているのはもちろん、頬のあたりにあったはずの小さなシミが薄くなっていたし、何より顔全体にハリがあった。「何かした?」って聞いたら、彼女は少し照れくさそうに「ヒト幹細胞の治療受けてみたんだよね」って教えてくれた。

正直その時まで、ヒト幹細胞って言葉自体は聞いたことあったけど、美容整形とか高額エステの延長線上にあるものだと思っていた。でも彼女の話を聞いていくうちに、これってそういう「表面だけ整える」系の話じゃないんだって気づいた。ヒト幹細胞を使った再生医療って、自分の細胞が持っている再生能力を引き出すアプローチらしくて、外から何かを足すんじゃなくて、内側から細胞レベルで働きかけるものなんだって。

幹細胞っていうのは、いろんな細胞に変化できる特別な細胞で、体の中で傷ついた部分を修復する役割を持っている。歳を重ねるとこの幹細胞の働きが弱まってくるから、肌の再生スピードが落ちて、シワやたるみが出てくるわけ。ヒト幹細胞を使った治療では、培養した幹細胞から得られる成長因子を肌に届けることで、細胞の再生を促していくらしい。

ちなみに私、去年の夏に海外ドラマにハマって、毎晩夜更かししてたんだけど。その時期の自分の顔写真を見返すと本当にひどくて、目の下のクマとか法令線とか、もう見るに堪えない。睡眠不足って本当に顔に出るよね…だけど。

彼女が通っているクリニックは「セルリバイタル」っていう名前で、都内にいくつか分院があるところだった。カウンセリングでは、肌の状態をマイクロスコープで詳しく見てもらえて、どの部分にどんなアプローチが必要かを説明してくれるらしい。治療自体は注射や専用の美容液を使った導入など、いくつか方法があって、自分の肌の状態や希望に合わせて選べるそうだ。

私が一番驚いたのは、効果の出方。普通の美容液とかって、使ってすぐに「なんとなくいい感じ?」くらいの実感しかないことが多いけど、ヒト幹細胞の治療を受けた人たちの話を聞くと、数週間から1ヶ月くらいで肌のハリや透明感の変化を感じる人が多いみたい。これって細胞レベルで働きかけているから、表面的な変化じゃなくて、肌そのものの質が変わっていくからなんだろうね。

冬の朝、洗面所の鏡で自分の顔を見るたびに、このまま何もしないでいいのかなって考えるようになった。別に劇的に若返りたいわけじゃないんだけど、今の自分の肌が持っている力を最大限に引き出せるなら、それって素敵なことじゃないかって。

結局、先月カウンセリングの予約を入れた。まだ治療を始めたわけじゃないけど、話を聞くだけでも面白そうだし。

自分の細胞が持っている力を信じてみるのも、悪くないかもしれない。

組織名:合同会社ニクール / 役職名:代表社員 / 執筆者名:蘭義隆