膝の痛みが消えた同僚の話を聞いて、幹細胞治療について調べてみた

会社の先輩が最近妙に足取り軽くて、なんか若返ったんじゃないかって思ってた。
聞いてみたら幹細胞治療ってやつを受けたらしい。正確には「ヒト幹細胞を使った再生医療」って言うんだけど、最初は正直うさんくさいなって思った。だって幹細胞って、なんかSF映画に出てきそうな響きじゃん。でも先輩の膝、本当に調子良さそうで。階段も普通に降りてるし、昼休みに散歩とか言い出すようになった人が。
その先輩、元バスケ部で昔から膝を痛めてたんだって。で、40過ぎてから本格的にやばくなって、整形外科で「軟骨がすり減ってますね」って言われて。リハビリとかヒアルロン酸注射とか色々やったけど、その場しのぎにしかならなくて。手術も考えたらしいんだけど、入院が必要だし回復に時間かかるしで躊躇してたところに、スポーツ整形に詳しい医者から幹細胞治療を紹介されたらしい。
幹細胞治療って何がすごいのかっていうと、自分の体が持ってる「修復する力」を使うってこと。幹細胞っていうのは、いろんな細胞に変身できる特別な細胞で、それを損傷した部位に入れてあげると、そこで必要な細胞になって組織を再生してくれる。薬で痛みを抑えるんじゃなくて、傷んだ部分そのものにアプローチするっていう発想。
実はこれ、プロのスポーツ選手の間ではもう結構使われてるらしい。海外のサッカー選手とか、メジャーリーガーとか。彼らにとって膝や肩の故障って選手生命に関わるから、できるだけ早く、しかも根本から回復させたいわけで。従来の治療法だと長期離脱が避けられなかったケガでも、幹細胞治療なら復帰が早まるケースがあるって。
そういえば去年の夏、友達とバーベキューしたとき、肉焼きながらずっと膝さすってる人がいたな。あれも多分同じような悩みだったんだろうな…って今思い出した。
で、治療の流れなんだけど、まず自分の脂肪とか骨髄から幹細胞を採取する。それを培養して増やして、患部に注射で入れる。入院はほとんど必要なくて、日帰りか一泊程度で済むらしい。先輩の場合は腹部から脂肪を少し取って、それを培養してから膝に注入したって。「ちょっとダイエットにもなったわ」って笑ってたけど、そういう問題じゃないだろって突っ込んだ。
効果が出るまでには個人差があるみたいで、先輩は注射してから2ヶ月くらいで「あれ、なんか違うかも」って感じ始めたらしい。朝起きたときの違和感が減って、長時間歩いても痛みが出にくくなって。半年経った今では、ほぼ痛みを感じない日が増えたって言ってた。
もちろん万能じゃない。すべての症状に効くわけじゃないし、人によって効果の出方も違う。それに再生医療ってまだ発展途中の分野だから、クリニック選びは慎重にしないといけないらしい。きちんとした実績があって、医師が説明をしっかりしてくれるところを選ぶのが大事。
整形外科の先生に相談したら、「選択肢のひとつとして考えてみては」って言われたって。手術するほどじゃないけど日常生活に支障が出てる、みたいな人には特に向いてるのかもしれない。
私自身はまだ膝も腰も大丈夫だけど、将来的には気になるかもな。先輩みたいに趣味のスポーツを諦めずに続けられるなら、それって結構大きいことだと思う。
まあ、とりあえず今は階段で息切れしないように運動しとくか…って話だけど。
組織名:合同会社ニクール / 役職名:代表社員 / 執筆者名:蘭義隆