友人が「肌が別人になった」って言うから、ヒト幹細胞について本気で調べてみた

先月、5年ぶりに会った友人の顔を見て、思わず二度見した。
なんというか、肌の質感が違う。ファンデーションの厚塗りでごまかしてるわけでもなく、むしろすっぴんに近いのに妙にツヤがある。「何したの?」って聞いたら、「ヒト幹細胞の美容液使ってる」って。正直、その時は「また新しい美容成分か…」くらいにしか思わなかった。でも彼女の肌を見ていたら、気になって仕方なくなって、帰り道でスマホ片手に調べ始めた。
ヒト幹細胞って、要するに「人間の細胞が自分で新しい細胞を作り出す力」を応用した技術らしい。幹細胞そのものを肌に塗るわけじゃなくて、幹細胞を培養したときに出てくる成分——専門的には「培養液」って呼ぶみたい——を使うんだって。この培養液には、肌の細胞に「もっと頑張れ」って指令を出すような物質がたくさん含まれてる。だから、ただ表面を保湿するんじゃなくて、肌そのものが持ってる再生力を引き出すイメージ。
実はこの技術、美容だけの話じゃない。再生医療の分野では、もう何年も前から注目されてる。たとえば膝の軟骨が減って痛みが出てる人に、幹細胞を使って軟骨を再生させる治療が実際に行われてる。火傷の跡を目立たなくする研究もあるし、将来的には臓器の再生まで視野に入ってるって聞いて、正直ちょっと怖いくらい。SF映画みたいな話だけど、これが現実になってきてる。
そういえば去年、母が「膝が痛い」ってずっと言ってたんだよね。整形外科で「加齢ですね」って言われて、湿布だけ渡されて終わり。あの時、もしこういう再生医療の選択肢を知ってたら、違ったのかなって今になって思う。
美容の世界でヒト幹細胞が注目されてるのは、やっぱり「即効性」と「持続性」があるからだと思う。コラーゲンとかヒアルロン酸って、塗った直後は潤うけど、結局は一時的なものでしかない。でもヒト幹細胞の培養液は、肌の奥にある線維芽細胞っていう、コラーゲンを作る工場みたいな細胞を刺激する。だから、自分の肌が自分でコラーゲンを作り出すようになる。外から足すんじゃなくて、内側から湧き出させる感じ。
実際に使ってる人のレビューを読み漁ってたら、面白いことに気づいた。「劇的に変わった!」って人と、「よくわからない」って人が、はっきり分かれてる。これ、たぶん使い方とか肌の状態によるんだろうけど、個人差があるのは確か。万能薬みたいに思われがちだけど、そこまで単純な話じゃないのかもしれない。
再生医療の現場では、ヒト幹細胞を使った治療がどんどん進化してる。美容クリニックでも、注射で直接顔に幹細胞培養液を入れる施術があるらしい。塗るだけより効果が高いって聞くけど、さすがに顔に注射するのは勇気いるよね。でも、そこまでして受けたいって思わせる何かがあるんだろう。
友人が使ってるっていう美容液、ブランド名は「セルリバース」だったかな。帰ってから調べたけど、ちゃんとヒト由来の幹細胞培養液を使ってるって明記されてた。植物由来のものもあるらしいけど、やっぱり人間の肌には人間由来のものが合うんだろうね。
ただ、ひとつ気をつけないといけないのは、「ヒト幹細胞配合」って書いてあっても、濃度や品質はピンキリだってこと。成分表示を見ても、正直素人にはわからない。だから信頼できるメーカーかどうかを見極めるのが大事なんだと思う。
結局、私もその美容液を買ってみた。まだ使い始めて2週間だから、劇的な変化はない。でも朝起きたとき、肌が少しふっくらしてる気がする。気のせいかもしれないけど…まあ、しばらく続けてみようかな。
組織名:合同会社ニクール / 役職名:代表社員 / 執筆者名:蘭義隆