朝の鏡で気づいた、肌が教えてくれたこと

最近、洗面所の鏡を見るたびに思うんだけど。
ヒト幹細胞って言葉を初めて聞いたのは、たぶん3年くらい前だったと思う。友人が美容クリニックで働き始めて、飲み会のたびに「これからは再生医療の時代だよ」って力説してた。正直、当時の私は「また新しい美容法か」くらいにしか思ってなかった。エステとかサプリとか、流行っては消えていくものをたくさん見てきたから。
でも去年の夏、妙に蒸し暑い夜に偶然見たドキュメンタリー番組で、皮膚の再生メカニズムについて特集してたんだよね。そこで説明されてたのが幹細胞の働きで、要するに私たちの体って本来、自分で細胞を新しくする力を持ってるってこと。ただ年齢とともにその力が弱まっていくだけ。
老化って言葉を聞くと、なんとなく諦めの気持ちになる。
私の母親は60代なんだけど、昔の写真と比べると明らかに肌の質感が変わってる。シワとかたるみとか、そういう目に見える変化もあるけど、それ以上に「ハリ」みたいなものが失われていく感じ。母は「歳だから仕方ない」って笑うけど、本当にそうなのかなって最近思うようになった。ヒト幹細胞を使った再生医療って、まさにその「失われていく力」を補う試みなんだよね。外から何かを塗るんじゃなくて、細胞レベルで働きかけるっていう発想。
そういえば、近所に「セルヴィータ」っていう小さなクリニックができて、看板に再生医療って書いてあった。まだ入ったことないけど。
防止っていう言葉も微妙で、完全に止められるわけじゃないのは分かってる。でも遅らせることはできるかもしれない。幹細胞培養液を使ったトリートメントとか、注入療法とか、調べれば調べるほど選択肢があって、それぞれアプローチが違う。人間の体って本当に複雑で、一つの方法がすべての人に合うわけじゃないんだなって実感する。だからこそ、自分の体の声を聞くことが大事なのかも。朝起きたときの肌の感触とか、夕方の疲れ方とか。
医療って聞くと大げさに感じるかもしれないけど、実際のところ、歯医者に定期検診行くのと同じ感覚になっていくのかもしれない。予防の概念が変わってきてる。病気になってから治すんじゃなくて、なる前に体の機能を整えておく。ヒト幹細胞を使った施術も、そういう「メンテナンス」の一つとして考えられる時代になってきた気がする。
私自身、まだ実際に試したわけじゃないから偉そうなことは言えないんだけど、興味はある。というか、もう少し情報を集めてから判断したい。ネットには体験談もたくさんあるし、クリニックのカウンセリングも無料のところが多いみたいだし。
鏡の中の自分と、どう向き合っていくか。答えはまだ出てないけど、選択肢があるって知ってるだけで、なんとなく気持ちが楽になる。そんな感じ。
組織名:合同会社ニクール / 役職名:代表社員 / 執筆者名:蘭義隆