幹細胞培養液を初めて使った夜、鏡を二度見した話

ヒト幹細胞

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正直言うと、最初は半信半疑だった。

ヒト幹細胞培養液って聞いて、なんだかSF映画みたいだなって思ったんだよね。だって「幹細胞」だよ? 再生医療とか、病院の白い廊下とか、そういうイメージしか浮かばなくて。それが美容に使えるって言われても、ピンとこなかった。でも友人が「騙されたと思って使ってみなよ」って言うから、まあ試してみるかってなったわけ。

届いたボトルを手に取ったのは、確か金曜の夜だった。仕事終わりで疲れ切ってて、いつもなら適当にクレンジングして寝るだけなんだけど、せっかくだからって丁寧に洗顔してから使ってみた。透明でサラッとしたテクスチャーで、変な匂いもない。肌に乗せた瞬間、ひんやりして心地よくて、あ、これいいかもって思った。

そもそも幹細胞培養液って何なのかっていうと、幹細胞そのものじゃなくて、幹細胞を培養する過程で分泌される成分を集めたものらしい。成長因子とかサイトカインとか、細胞が元気になるための栄養素みたいなのがたっぷり入ってるんだって。要するに、肌の細胞に「頑張れ!」って応援してくれる液体…っていう理解でいいのかな。

使い始めて三日目くらいかな。朝起きて洗面所の鏡を見たとき、「あれ?」って思った。なんか肌がふっくらしてる。気のせいかなと思って、スマホのライトで照らして確認したんだけど、やっぱり違う。毛穴も心なしか目立たなくなってて、頬のあたりにハリが出てきてる感じがした。

ちなみに私、去年の夏にビタミンC誘導体の美容液で肌荒れしたことがあって。それ以来、新しいものを試すのがちょっと怖かったんだよね。赤くなったり、ピリピリしたり、そういうのが一切なかったのも驚きだった。

再生医療の技術が美容に応用されるって、よく考えたらすごいことだと思う。医療の現場では、傷ついた組織を修復したり、機能を回復させたりするために使われてる技術が、私たちの日常のスキンケアに入り込んできてる。朝の支度をしながら、最先端の科学を肌に塗ってるって思うと、なんだか未来に生きてる感じがする。

二週間くらい経った頃、久しぶりに会った母に「なんか肌きれいになった?」って聞かれた。母は正直な人だから、お世辞は言わない。それだけに、この一言は嬉しかった。自分では毎日見てるから変化に気づきにくいけど、たまにしか会わない人には分かるらしい。

培養液の効果って、派手じゃないんだよね。一晩で劇的に変わるとか、そういうのじゃない。じわじわと、気づいたら肌の調子がいい日が増えてる、みたいな。化粧ノリがよくなったり、夕方になっても疲れた顔に見えなくなったり。地味だけど、確実に底上げされてる感覚。

今でも使い続けてるけど、もう手放せない。朝晩のルーティンに組み込まれて、歯を磨くのと同じくらい当たり前になってる。幹細胞培養液を使う前と後で、自分の肌に対する信頼感が変わった気がする。

別に完璧な肌になったわけじゃないし、これからもずっと悩みは尽きないと思うけど…まあ、悪くない選択だったかな。

組織名:合同会社ニクール / 役職名:代表社員 / 執筆者名:蘭義隆