友人の肌を見て、私が再生医療クリニックの待合室にいる理由

ヒト幹細胞

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去年の秋、久しぶりに会った大学時代の友人の顔を見て、思わず二度見した。

なんというか、肌の質感が違うんだよね。光の当たり方とか、そういう表面的な話じゃなくて。内側から何かが変わってる感じ。「何かした?」って聞いたら、彼女は少し照れくさそうに「ヒト幹細胞の治療受けてるの」って教えてくれた。正直その時は「幹細胞って、なんか聞いたことあるやつ…?」くらいの認識しかなかったんだけど。

ヒト幹細胞を使った再生医療って、簡単に言えば体の中にある「何にでもなれる細胞」の力を借りて、傷んだ組織を修復していく技術らしい。美容クリニックで扱ってるものだと、肌細胞そのものに働きかけて、コラーゲンやエラスチンの生成を促すんだって。表面だけ整えるんじゃなくて、肌が本来持ってる「作り出す力」を呼び覚ます、みたいなイメージ。

私が通い始めたクリニックの先生は、最初のカウンセリングで「魔法じゃないですよ」って釘を刺してきた。確かに一回で劇的に変わるわけじゃない。でも施術を受けた翌朝、洗顔してる時の肌の手触りが明らかに違ってて、ちょっと感動した。あのもっちりした感じ、うまく言えないけど…久しぶりに自分の肌に会えた気がした、とでも言うのかな。

ちなみに私、高校生の頃に母親の化粧品を勝手に使って肌荒れ起こしたことがあって。それ以来ずっとスキンケアには慎重だったんだけど、今回ばかりは友人の顔が説得力ありすぎて、慎重さより好奇心が勝っちゃった。

幹細胞治療の面白いところは、即効性を求めるものじゃないってこと。2週間後、1ヶ月後、3ヶ月後と、じわじわ変化していく。鏡を見るたびに「あれ、毛穴が目立たなくなってる?」「ほうれい線、こんなに薄かったっけ?」って発見がある。この「気づいたら変わってた」感覚が、なんか嬉しいんだよね。

再生医療って聞くと、なんとなく大げさに聞こえるかもしれない。でも実際にクリニックに行ってみると、待合室には普通の会社員っぽい人とか、子育て中のお母さんっぽい人とかがいて、意外と身近な存在になってきてるんだなって実感する。

私が受けてる施術は、月に一度のペース。施術中は少しチクッとする程度で、終わったあとは普通にメイクもできる。夜には友達と飲みに行ったりもしてる。日常生活に無理なく取り入れられるのが、続けられてる理由かも。

3ヶ月経った今、写真を見返すと変化がはっきりわかる。肌のトーンが明るくなったし、何より朝起きた時の顔が違う。寝起きの顔って正直じゃない? あれが以前よりマシになってるのは、素直に嬉しい。

再生医療の魅力って、結局「自分の力を引き出す」ってところにあると思う。外から何かを足すんじゃなくて、もともと持ってる力を目覚めさせる。それってなんか、自分を信じてあげてる感じがして、気持ちまで前向きになれるんだよね。

まあ、まだ始めて数ヶ月だから、この先どうなるかはわからないけど。

組織名:合同会社ニクール / 役職名:代表社員 / 執筆者名:蘭義隆