stay homeはヒト幹細胞のキッカケに
新型コロナウィルスの感染拡大を受けてテレワークが増加し、外出自粛も要請されるようになりました。
自宅での時間を過ごすことについて、「stay home」の言葉も定着した感があります。ただずっと屋内でいることには、どうしても不健康なイメージもともなうところです。
また、外出する機会が減少したことによっておもに女性の間でスキンケアを怠りがちになるといった傾向も見られるようになりました。
そこに注目されてか、「おこもり美容」として美容のためにしておきたいことが提案されるなどもしています。
Stay homeでキレイになれる!
そこでstay homeの中、ヒト幹細胞の力を活用したスキンケア用品にも大いに脚光を浴びているのです。
ヒト幹細胞には種々のはたらきを持つ細胞へ分化する性質があり、成長因子も多く含まれています。
その特性から再生医療などに活用されているのですが、同時に自己を複製する性質も持っているため培養は欠かすことができません。
色々な分野で利用される幹細胞!
その培養の過程で生まれるヒト幹細胞培養液もやはり豊富な成分を含んでいて、多方面での活用が進んでいます。
美容分野もそのひとつであり、ヒト幹細胞培養液を配合したスキンケアグッズが見られるようになってきました。
ジェルやクリーム、フェイスマスクなどを使用すると、配合成分が肌に本来備わっている「修復力」へと働きかけます。
そして年齢とともにカバーすることが難しくなっていくさまざまな肌トラブルも、解消される可能性があるのです。
幹細胞についてのアンケート
2020年2月に株式会社グラツィアが実施したエイジングケアについての調査で、30代から50代の女性1,130人に対して「ヒト幹細胞コスメ」に関する質問がなされています。
その回答で、ヒト幹細胞コスメを使った経験がある回答者の割合は11.3%でした。
注目を集め始めたタイミングがそこまで古くないこともあり、回答の数字が多数であると言うことはできません。
ですがその中で、効果を相応に実感した使用者の割合は68.6%に及びました。使用してみたいとの興味を抱いている回答者の割合も、61.1%に達しています。
こういったスキンケア用品は、言ってみれば「外」からヒト幹細胞の有効成分を取り入れるものです。
もちろん体内にも幹細胞は存在していて、十分な栄養や睡眠などといったより良い生活環境がその数を増やすことにつながります。
stay homeで生活に目を向ける時間が多くなったところで、「内」からもヒト幹細胞が活性化するよう気をつけてみてはいかがでしょうか?