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スマートカード
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スマートカードを販売する会社の経緯など

カテゴリー:スマートカード

更新:2018.08.05

■会員制旅行会社で会員数は800万人

今回スマートカードの発売を予定している企業について少しお話ししましょう。
この会社は2005年に起業し、その年に多くのパッケージツアー商品を販売してスマッシュヒットします。ヒットした理由は破格な料金と、それとは裏腹なツアーの内容です。
食事やオプショナルツアーなどが全てセットされているのです。
ホテルも3つ星ホテルの料金で5つ星ホテルに泊まれます。
もちろんそれらのホテルのオプショナルサービスも付帯しています。

その後2013年に会員制サービスをスタートさせます。
この会員制サービスは、会員になっているだけで初回のツアーからポイント割引があり、旅行に行けば行くほどポイントがたまるため、最終的には、無料でパッケージツアーに行けてしまうという内容でした。

当然世界中の人々が食いつき、空前の大ヒットになります。
毎月何千、何万と会員を増やし続けました。

ポイントは旅行ではなく、普段の買い物や食事からも貯まる仕組みになりました。
この旅行会社のビジネスモデルに賛同した企業が、業務提携を申し出たためです。
これにより会員はレストランで食事をしたり、日用品などを購入することによって、無料で旅行に行けてしまうようになりました。
(アメリカでは大手デパートやホームセンターも提携しています)

そして加盟店は4千店、会員数は800万人にまで膨れ上がりました。

■なぜスマートカードビジネスに参入したのか?

ではなぜ、この会員制旅行会社がスマートカードビジネスに参入したのか?
それはポイント制度と決済方法にあります。ポイントはスマホアプリを久賀って加算されていきますが、支払いはクレジットカードで行います。
つまりポイントの履歴と支払い履歴が別々になってしまうのです。

どうすればこの問題を解決できるのか?
そこで「カードやアプリを全て1つにまとめてしまえば解決できる」ということに気づきます。

しかし旅行会社にそのノウハウはないので、既に開発を始めている企業を探すことにします。
そしてぴったりのテクノロジーを持った会社と出会い、M&Aによって吸収します。

スマートカードの開発が終盤に差し掛かったものの、どのようにシェアを獲得すればいいのかを悩んでいた開発会社と、スマートカードさえあれば、いきなり800万人のニーズを満たすことができると悩んでいた旅行会社の見事な融合です。

発売前から既に800万枚は売れることが約束されているスマートカードが欲しくなりませんか?
私はぜひ欲しいです。誰よりも早く、真っ先にね。

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